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店頭のワープロのように、好き勝手書いて好き勝手放置しておく気楽な場。 踊り子さんには手を触れないようお願いします
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【ゾンサバ】1st DAY
2012年07月08日(日) 16:21

◆1st DAY

 まずは現状の把握。あと食糧の確保だ。現在、手元にあるのは異変の前日、露店で買ったジェリーサンド――つまりジャムのみをたっぷり挟んだサンドイッチだけである。流石にこれだけでサバイバル生き延びろなどというのは無理ゲーである。
 水はそれなりにあるので、是非とも固形物が欲しいところだが――問題はゾンビの数と行動範囲が判らないことだろうか。
 現状、ゴーストタウン気味に人が居ない、もしくは街の機能が麻痺しているということは、相手がそれなりの数であるということである。ついでに言うなら、その存在の出現自体が唐突なものだったに違いない。予期されていたなら、あの警官達のような事は有り得ない。
 更に言うなら、こんな異常事態が起きた場合、真っ当に機能している警察組織があったならば、とっくに応援を要請していそうなもので――更に言うなら、それによって鎮圧だか退治だかがされていそうなものだ。それが無いということは、そういうことだろう。もしくは、
 
 ――――あまり考えすぎるのも、危険か。
 
(とりあえずは――メシと武器か)
 記憶を辿って街を移動する。この先に、数日前にスニーカーを買った店があった筈だ。
 
/*/
 
 ……辿り着いた店内は散々たる有様だった。ショーウィンドウのガラスは割られ、ドアは引っこ抜かれ、商品が散乱している。非常に不謹慎な発想だが――地震直後の映像によくありそうな光景。
(中には誰もいなさそう、だな)
 腐臭もしていない。足音を気にする必要はなさそうだ。ついでに店主に怒られるということも。
 足を踏み入れた店の内側に埃はまだ出ていなかった。
 ……記憶を辿る限り、こうなってから今までは一日以下の筈だろう。してみると火事場泥棒の速さと嗅覚いうのはそら恐ろしいものがある。レジの中身はもちろん、陳列棚の真正面にある選手モデルの商品だとか、バットやゴルフクラブの類だとか、そんな「金目のもの」が綺麗さっぱり消えている。
 後者は武器になりそうで、欲しがる人間も多いと思うのでまだいいとして、――前者は嵩張るだけだろうに。大体売りに行く場所もないのに欲しがるとは、商魂たくましい人間なのか、それともコレクターなのか。
 半日掛けての探索の後。
 一日経ってぱさぱさの極甘ジャムサンドイッチを食べながら、倉庫に一本だけ残っていた、ごく普通のバットを見下ろして溜息を吐く。疑問に応える人間は、当然ながらいない。
 とりあえずそれと、固形燃料と、それから相当数の非常食を失敬して、店を後にした。
 
 
◇今日のnowmas:【探索】スポーツ用品店を発見。バット(【戦闘】で受けるダメージ常に-1。最低1点は受ける)を得た! 食糧:-2 http://shindanmaker.com/235938


一日目: HP/食料 100/98 【バット】
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【ゾンサバ】OPENING
2012年07月08日(日) 16:09
◆OPENING

Q.貴方の名前と職業、年齢、そして現在の状況を説明してください。
A.ノーマ・リイチ。休学中の大学生。24歳。長期滞在先の下見に来てみたら、街がゾンビの群れに囲まれてた。なんだこりゃ。
 
/*/
 
 この異変の、最初の兆候が何だったのか、実はよく思い出せない。
 はっきりと覚えているのは、臭いだった。
 いわゆる生ゴミが一日以上経った時の、或いは夏の朝に繁華街の裏道を辿った時の、どうしようもなく生理的な嫌悪と共に吐き気をもよおさせる、あの臭い。それが鼻についた。
 時刻はまだ早かった。さわやかな朝。掃除屋が来た様子はないし、酔っぱらいが居る様子もない。
 何処から来るのか分からず、顔を顰めて鼻を摘んで、一体何でしょうね、と横にいた老紳士と会話を交わしさえした――今から考えれば、ひどく暢気なことをしていたものだと思う。そうしたら、何人かは死なずに済んだ筈だ。
 
 やがて通りの外れに現れた「臭いの元」は、ひとつの影のように見えた。
 太った男。ぼろぼろのナリをしていた(ように見えた)ので、おそらくは浮浪者だろうと思い――よたよたと歩いてくるそれに、警官らしい男がふたり、駆け寄っていくのを見て、安堵した。しかるべき所に連れて行かれるに違いない。そう思った筈が、
 悲鳴が上がった。
 ――もう一度向けた視線の先で、太った男が警官の一人に「食いつい」ていた。
 悲鳴が連鎖し、パニックが広がった。血の臭いも。「喰われ」ていく同僚に、いや、喰っている側にか――もう一人の男が発砲し、そして――
 全く違う場所で悲鳴が上がった。
 振り向いた先に、解け崩れた顔をした「なにか」が居た。

 ……後はお決まりのパニックだ。
 何処をどうやって逃げたのかは、実は記憶にない。頭の中にあるのは切れ切れになった断片だけだ。誰かに突き飛ばされた記憶があり、突き飛ばした記憶があった。最初のそれと同じような悲鳴を何度も聞いた。助けを求める声に振り返らなかった。
 気が付いたら知らない――見覚えのない街角に居た。奇跡的になんの怪我もなかった。だが、それだけだ。
 正に「俺が何をした」である。何も、していない。ただ逃げただけだ。逃げて生きようとしただけ。
 ……いや、今ここで生き残った人間みんなそうだろうけど。
(とはいえ、カミサマに恨み辛みをぶつけても仕方がないか)
 軽く気楽に口に出すのは現実逃避ゆえである。というかこのままパッタリ倒れて寝て起きたら事態が打開されていないだろうか、などと危険なことを考えている自分が居る。
(ああ、――でも死ぬのは嫌だな。痛いのも、二度は御免だ)
 頭をがりがりと掻くのは昔からの癖。怪我はないが、梳き入れた指が引っかかる。髪の毛が何かで貼り付いているようだ。それが何なのかといえば、
 
 ――――。――――。――――――――。
 
 ……あまり深く考えないことにした。


 ノーマ・リイチ:サイバイバル、スタート。
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【SS】冬薔薇の下にて。
2010年01月24日(日) 04:21
 気に入ったボカロ曲を聴いていると、なんとなく脳内でキャラクターが動く事があったりするのですが。
 面白いことに、まったく存在していない新たなキャラが動く事というのは滅多になく、既存のキャラクターたちの別の一面というか、思いもしなかった側面が出てくる事が多いように思います。
(二次創作はあんまり無い。というか、二次創作を書くモードにならないとそういうことにはならない)
(いやそもそも、既存曲に合わせて書くとか出来ないのです。書いてる内に合ってくる事はかなりありますが、気付いたら足並みが揃ってる場合の方が明らかに多い)

 という訳で、以下、某大正浪漫風ボカロ曲を下敷きにしたら、何故か主従お題で使っていた連中になってしまったという罠。続くかはわからないというか、……所詮、殴り書きだしなあ。
 
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